空白の街

茶の間のとりとめのない感想をつらつらと。

『ツキステ。TRI! SCHOOL REVOLUTION! Ver.WHITE』(03/25)感想

2017/03/25 17:00開演
『SCHOOL REVOLUTION! Ver.White』
博品館劇場


ネタバレを含みます
セトリは間違ってるとこもあると思います。

ストーリーもざっくりなので参考程度に。

 


▼構成
『MUSIC TIME』
1.LOL-Lots of Love-
2.November star
3.透明ララバイ
4.真夏のサプライズ!
5.夢見る三日月
6.Oh…Yes!!
7.Lost My God

芝居パート
・現代文:大会前日、マネージャー(好きな子?)にひと言
・チーム分け(海、夜、涙)(隼、陽、郁)

・テーマ曲「SCHOOL REVOLUTION!ー時計仕掛けのモラトリアムー」

―休憩―

ライブパート
8.君に花を、君に星を
9.CELESTITE
10.夕焼けデイズ(陽・涙)
11.NEXT STAGE(涙・隼)
12.DA☆KAI
13.淡い花
14.Monochrome sky(海・陽)
15.Duty(郁・夜)
16.Childish flower
17.Sing Together Forever
18.Beast Master(隼・夜)
19.El Sol Florecer(海・郁)
20.ONE CHANCE?

カーテンコール
挨拶(土井くん)

 


▼ストーリー
冒頭、前説を兼ねた音楽番組が始まる。司会のタマルさんによって注意事項が告げられ、始まったのは音楽番組『MUSIC TIME』
今ハマっているものについて聞かれた夜くん(というか谷さん)。
夜「タピオカにハマっているけど今日は飲めなかったから野菜ジュースを飲みました」
陽「ハマってるのはタピオカでいいんだよな?」
みたいなやりとりがあってからのライブ。

場面は変わって、白田学園。
もうこの学園は廃校になるのになぜ掃除をしなければならないのか、と真面目に掃除をする信太をよそにサボる平沢と大村。
そこに担任の「きゅうちゃん」こと加藤がやってきて裏庭(という名の森)の草むしりを命じられる。
そこにはかつて村で大事にされてきたお稲荷さんの祠があった。

送り主不明の依頼メールによって白田学園にやって来たプロセラ。
学校側は何も聞いていなかったがそのまま卒業までの日々をともに過ごすことになった。
例に漏れず社長の仕込みによって特別授業・現代文(大喜利)が行われた。
3年生を送る会はどうするのか、と問われた隼はグラビが使用した音源をしっかり入手しており、ライブをするとメンバーに告げた。

それぞれが懐かしみながらあるいは初めての学校生活を送りながら生徒たちと交流を深めていたが、以前から起きていた山揺れが徐々に頻発するようになっていた。

大村は言いつけられた草むしりを一人密かに続けていた。そこに海も加わりそれが日課になっていた。
昔3人で隠した宝箱を見つけた大村は中に入っていた写真からある衝撃の事実を思い出していた。

一方、卒業式のスライドショーで使う写真の提出を催促されていた平沢はやっと提出し、他の二人が提出した写真を見せてもらい、そこであることに気づく。信太がどの写真にもいないのだ。
きゅうちゃんに聞くと、生徒は大村とお前の二人しかいないと言われ混乱する。

信太は実は、昔川で溺れているのを二人に助けてもらった狐で、お稲荷様に力を授かって人間に化け卒業までの日々をともに過ごすために現れたのだった。(記憶はいじった)

山揺れは、長年人々に慕われることで意思を持った山に神が宿り、近年蔑ろにされて拗ねた山神が起こしていたものだったことが隼と信太によって語られる。そして、依頼主がお稲荷さんだったことも。
そして隼の力で少しの間だけ山揺れを止め、無事卒業式を迎えるのだった。

 

▼感想など
いや~~良い話だった……こっちもモブがめちゃくちゃいい……
黒公演よりもちゃんとしたストーリーだったなぁと思った。
隼がお稲荷さんにお花供えるとこすごい好き。
あとみんなで草むしりするとこもかわいい~~
最後信太くんもちゃんと卒業するんだよ~~良かったねぇ……このあと記憶元に戻ってしまうのかな……とか思ってしんみりした。

今回の公演は夜くんがめっちゃお芋キャラになっててちょっと複雑だった。悪くはないです。
お芋のくだりでわざわざ客席降りしてたけど、あれ絶対いらなかった……

今までの公演全部に言えることだけど、芝居パートの客席降り多すぎない??劇場全体を使って表現するのはいいと思うんだけど流れ的に不必要な客席降り多い気がする。もし後ろの客にも近くで見れる機会を、とかで演出上なくてもいいならやんなくていいと私は思います。
ライブパートではいくら降りてくれても構わないです。ステージにキャスト不在にならないのなら。

大喜利のとき陽に言われるがままに某ルキズの台詞を言って撃沈する夜くんが可愛かったです。
あと、隼の膝の上でされるがままになって大事な何かを失った大村くんに笑った。席戻ったらずっと内股だった大村くんには強く生きてほしい。

これ最初からだけど、信太が狐ってバレるまできゅーちゃんには信太が見えていなかったから大喜利のときも相手役やってんのは平沢と大村だけだったんだよね……
メールの送り主がお稲荷さんっていうのは序盤で気づいたけど、信太の正体には気づかなかったなぁ

今回も隼が良いこと言ってたんだけど、己の集中力が切れたばっかりに全く覚えていない。
というか途中何度か全くなにも頭に入ってこない瞬間があって自分でもびっくりした。

あと、最後テーマ曲歌うときに生徒がセットの上に出てくるんだけど、足元危ないのか分かんないけど大村が信太に手を差し出してエスコートしてたのめっちゃ可愛かった……なんだあれは……


ライブパートは、モノクロームにブルゾン隼って感じの振りがあって笑いそうだった。
ビーマスはまさかの猫耳にびっくりした……なにあれ……夜くんの色気が半端なかったけど、私が基本的に振付師と気が合わないので振りはそんなに好きじゃないです。

今回の淡い花が今まで見た中で一番ってくらい良かった。初めてキャラクターが重なって見えて泣きそうだった。なにもかも全然違うのにあのイラストの衣装の二人が踊ってるように見えて不思議な気持ちだった。

バックダンサー変則なのはとても良いですね……いろんな組み合わせが見れて楽しいです。

ところで、相変わらず変なとこで呼び掛けする客やら胸の高さより上でライト振る客やらいてがっかりです。再三アナウンスされてんのになぁ
応援グッズは胸の高さまでですよ。

 


プロセラ公演も大概卒業の雰囲気が漂っていましたが、第4弾のタイトル、そして第5弾の兎王国まで情報が解禁されました。
第4弾はロゴ的にハロウィンで黒年長と白年少がメインになるのかな?という感じ。
第5弾はまさかの兎王国。ストーリーはさておき、あの衣装が3次元化されるのは素直に見てみたい。

あと、私は特に現キャスに拘りがないのでキャス変してくれて構わないと思ってるし、なんなら脚本も変わってほしいと思っています。
原作者の手から離れたツキステ。を見てみたいところもあるので。

まぁまだキャストどうなるか分かんないけど2公演も決まってんの率直に頭おかしいと思う。どうしてそんなに死に急ぐのか……。

なんにせよ落ち着いて一つ一つ確実に歩んでいってほしいものです。私は首を長くして原作の新作CDが出るのを待っています。